
「延命の医科学」が大きな成功を収めた20世紀が終わり、21世紀は長寿の「長さ」のみならずその「質」に社会の関心が向かいつつあります。このような時代背景を反映し、人々の「健康観」もまた病気や苦痛の有無といった一元的な観点から、個人の身体や精神、さらには個人を取り巻く他者や環境をも含む「全人的健康観」へと向かっております。
そのような健康に関する価値観の多様化に対応するために、当研究所ではより多くの人々の健康・体力の維持増進に関わる多面的かつ総合的な研究を目指し、特に「運動」や「身体活動」をキーワードに今日まで業績を積み重ねてまいりました。
また、研究成果が広く一般の健康づくりに役立つよう普及にも心がけております。今後も既存の研究手法にとらわれることなく、関連する他分野の知識や方法を取り入れ、様々な学際的活動を通じて、拡大・深化する健康問題に真摯に取り組んでまいりたいと存じます。
財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所
所長 永松俊哉
| 昭和37年06月 | 体力医学研究所を創立 |
|---|---|
| 昭和38年11月 | 体力医学研究所機関誌 「 体力研究 」 を創刊 |
| 昭和49年09月 | 恒温恒湿動物飼育室を新設 |
| 昭和56年03月 | 「 試験研究法人 」 に指定 |
| 8月 | 世田谷区瀬田に仮移転 |
| 昭和58年10月 | 八王子市戸吹町の明治生命グリーンランド内に移転 |
| 昭和59年04月 | 放射性同位元素 ( RI )使用施設を新設 |
| 昭和63年04月 | 体力医学研究所プロジェクト研究を開始 |
| 平成07年04月 | 形態学研究室を廃止し、健康疫学研究室を新設 |
| 平成08年05月 | 体力医科学関連文献検索データベースの提供開始 |
| 平成13年03月 | 放射性同位元素 ( RI ) 使用施設を閉鎖 |
| 平成16年01月 | (財)明治生命厚生事業団 から、(財)明治安田厚生事業団 に名称変更 |
| 平成17年06月 | 健康疫学研究室を運動疫学研究室に名称変更 |
| 平成18年04月 | コアスタディー開始 |
| 平成23年04月 | 平成23年04月「 体力研究 109号 」 を発行 3研究室体制から 「基礎実験研究室」 と 「応用実践研究室」 に再編 |
