
昨年12月に東海大学高輪キャンパス(東京都品川区)で開催された日本人間工学会関東支部 第40回大会をレポートします。
会期 12月4日、5日
会場 東海大学高輪キャンパス
少子化が育児の質を低下させ、子どもの健全な発育発達を阻害している現状が問題となっています。
日本人間工学会子ども人間工学委員会では、子どもの心身の健康な発達を目標とした「子ども研究」の課題を整理しています。今回、「子どもを育み育てる人間工学」をテーマとしたシンポジウムを企画しました。
このシンポジウムでは教育、安全基準、健康増進に関する研究成果が紹介され、現代の子どもの生活環境のあり方について情報共有し、討議しました。
私は「子どもの遊びを通じた元気づくり」という演題で、生態学的モデルに基づいた研究成果を発表しました。乳幼児期に正しい生活習慣を確立することは学齢期以降の健康づくりに不可欠です。今回の議論を通じて「子ども研究」の課題が整理されつつあり、「子ども」と「生活環境」の両面からの支援技術が必要とされていることがわかりました。
体力医学研究所では、基本的な生活習慣である身体活動や運動に着目した子どもの心身の健康づくりに関する研究を進めています。これらの支援技術を活用することで、子どもの運動習慣を適切な時期に確立し、体力を向上させることが期待されます。

本研究は文部科学省科学研究費補助金若手研究(B)20700547により実施しました。
更新日:2011.02.03