体力医学研究所

Physical Fitness Research Institute

時代の先駆けとなる健康課題を捉えた研究活動を行い、知見の普及啓発を行っています。

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研究所ニュース

第68回日本体力医学会レポート

 9月に東京で開催された日本体力医学会で、事業団はランチョンセミナーを開催しました。
また、研究成果を発表しました。

日時:2013年9月21日~23日
会場:日本教育会館、学術総合センター

ランチョンセミナー

日時:2013年9月22日 12:10~13:00

テーマ:公益財団法人 明治安田厚生事業団における国民の健康増進事業
    ~運動とメンタルヘルス:体力医学研究事業の紹介~
座長:朽木勤(明治安田厚生事業団 ウェルネス開発室)
ご挨拶:猪又 肇(明治安田厚生事業団 理事長)
演者:永松俊哉(明治安田厚生事業団 体力医学研究所)

  1. 研究の動向と研究成果の概説
  2. 「若手研究者のための健康科学研究助成」の紹介

レポート:永松俊哉

 猪又理事長の挨拶の後、「運動とメンタルヘルス」に関する近年の研究の動向を概説し、体力医学研究事業で取り組んでいる研究成果を紹介しました。体力科学の研究分野において、身体的のみならず精神的な健康問題にもより多くの方に興味を持っていただき、学際的な研究活動に発展することを期待します。

 加えて、今年度(第30回)から制度内容を変更した「若手研究者のための健康科学研究助成」について概要を解説しました。今後本研究助成への応募を希望される若手研究者の方々の一助になれば幸いです。

ワークショップ

<ワークショップ2>

日時:2013年9月21日 17:30~19:00
テーマ:身体活動促進のポピュレーション戦略
座長:井上茂(東京医科大学公衆衛生学講座)

レポート:甲斐裕子

 日本人の身体活動は低下しており、地域(集団)全体に働きかけるポピュレーション戦略が注目されています。ポピュレーション戦略として、住民から運動支援ボランティアを養成し、地域での運動の場づくりを支援したところ、地域全体の高齢者の身体活動が増加し、抑うつが減少したことを報告しました。立ち見が出るほどの参加者があり、熱気にあふれたワークショップでした。企画の井上先生をはじめ関係者の皆様に感謝申し上げます。

一般発表

レポート:中原(権藤)雄一

 腰や背中にハリやコリを感じている女性を対象に、腰痛緩和を目的としたストレッチングがストレスに及ぼす影響について検討しました。その結果、腰痛感においてはあまり変化しなかったものの、快感情とリラックス感はストレッチング後有意に上昇しました。また、ストレスマーカーの1つとされている唾液アミラーゼは、ストレッチング後に有意に低下しました。今回は一過性のストレッチングで検討しましたが、今後はストレッチングを継続した場合の効果について検討していきたいと思います。

レポート:角田憲治

 農村部の高齢者における交通の利便性の良し悪しが、心身機能と関連するか検討しました。農村部において、交通の利便性が悪い高齢者は、身体活動量や社会交流が少なく、心身の状態が不良であることが示唆されました。健康寿命の延伸という観点から、交通の利便性が悪い高齢者に対する交通の積極的な支援が重要であるかもしれません。

更新日:2013年11月1日

公的研究費ならびに研究活動の管理について

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