体力医学研究所

Physical Fitness Research Institute

時代の先駆けとなる健康課題を捉えた研究活動を行い、知見の普及啓発を行っています。

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研究所ニュース

日本総合健診医学会第44回大会レポート

 1月に東京で開催された日本総合健診医学会第44回大会で、研究成果を発表しました。

名称:日本総合健診医学会第44回大会
日時:2016年1月29日(金)~30日(土)
会場:新宿京王プラザ(東京都)

レポート:角田憲治

 非アルコール性脂肪肝は、単純脂肪肝と、線維化や炎症伴う脂肪肝炎に大別されます。肝硬変の予防には、特に、脂肪肝炎の予防が重要です。本研究では、非アルコール性の脂肪肝炎に着目し、運動が脂肪肝炎の発症を抑制するか検証しました。追跡開始時に脂肪肝炎ではない者を9年間追跡調査した結果、少し強めの運動(ウォーキングとジョギングの組合せなど)を週2回以上実施している者や、強めの運動(ジョギング、水泳など)を週1回以上実施している者は、将来的に脂肪肝炎に陥るリスクが低いことが分かりました。一方、軽めの運動(ウォーキング、軽い体操など)は、脂肪肝炎を予防することができませんでした。
 ジョギング程度の強めの運動は、脂肪肝だけでなく他の肥満関連疾患の予防に有効であることが他の研究からも報告されています。現在、運動習慣がない方は、無理のない範囲で、少し息が上がるくらいの運動を普段の生活に取り入れてはいかがでしょうか。
 なお、この発表は「大会長奨励賞」に選出されました。今後も運動の様々な効能を検証していきます。

更新日:2016年4月4日

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