体力医学研究所

Physical Fitness Research Institute

時代の先駆けとなる健康課題を捉えた研究活動を行い、知見の普及啓発を行っています。

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研究所ニュース

第57回日本人間ドック学会学術大会レポート

 7月に松本市で開催された第57回日本人間ドック学会学術大会で、研究成果を発表しました。

名称:第57回日本人間ドック学会学術大会
日時:2016年7月28日~29日
会場:まつもと市民芸術館・ホテルブエナビスタ・松本東急REIホテル(長野県)

レポート:北濃成樹

 近年、事業場ではストレスチェックの実施が義務化され、勤労者における精神疾患の発症予防に注目が集まっています。運動(余暇身体活動)が心理状態に好影響を与えることはよく知られていますが、仕事や通勤時の移動、家事での身体活動(非余暇身体活動)との関連性についてはあまり研究が進んでいません。そこで、今回、首都圏の勤労者を対象に身体活動の種類と心理的ストレスとの関連性を検討しました。その結果、男女ともに運動を週5メッツ・時以上行っている者は、全く行っていない者に比べて心理的ストレスを抱えている者が少ないことがわかりました。一方で、歩行などの移動活動や家庭内活動、仕事活動を週5メッツ・時以上実践していても、心理的ストレスが小さい訳ではありませんでした。近頃の研究から、非余暇身体活動であっても疾患の予防に効果的であることがわかってきましたが、今回の研究結果から、勤労者の心理的ストレスの軽減や改善には非余暇の活動ではなく余暇の活動が重要であることが明らかになりました。今後は、最適な余暇身体活動の種類や頻度について検討していきたいと思います。

更新日:2016年11月10日

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