
生活体力は従来の体力測定とは異なり、「日常生活でよく行われる基本的な動作がどのくらい余裕をもってできるか」を客観的に知ることができます。測定方法は、高齢者の健康づくりの現場で利用しやすいように、(1)簡単な器具で測定できる、(2)どこでも、誰でも測定できる、(3)その場で結果がわかることを条件に、当研究所で開発※されました。
生活体力の測定は、日常生活の主要な動作を4つに分類して、それぞれの動作能力を測定します。
※「生活体力」は財団法人明治安田厚生事業団で商標登録しています。

当研究所の研究結果から、60歳以上の男性148名を6年間追跡したところ、同年代より生活体力が最も衰えていたグループは、同年代より生活体力が最も優れていたグループと比較して、介護と死亡のリスクが約5倍高くなることがわかりました。

各動作の所要時間を測ります。各動作の測定は2回行い、早くできたほうのタイムを採用します。
<測定の際の注意点>

当研究所では、約5,000名の高齢者に生活体力の測定を行い、性・年齢別の5段階評価を作成しました。5段階評価の3は、同年代の平均的な体力レベルです、4~5は同年代よりも優れており、反対に1~2は劣っています。

生活体力を定期的に測定することで、加齢による変化がわかります。もし今の評価が低くても、ずっとそのタイムを維持できれば、加齢による体の衰えは少ないと判断できます。何もしなければ、加齢によって生活体力は衰えてしまいます。しかし、高齢者255名に「元気歩行」「長生き体操」を5年間継続的に実施していただいたところ、生活体力の衰えが緩やかになりました。

当研究所では、地域の健康づくりを推進する皆さんを応援しています。生活体力の測定に関しては、以下の支援ツールをご用意しています。
支援ツールを希望される方は、「健康づくり支援申込書」をダウンロードしてご記入のうえ、ファックスでお送りください。
| 健康づくり支援申込書ダウンロード(96KB) |
| 支援ツール | 費用 | 説明 | ||
|---|---|---|---|---|
| 測定マニュアルのDVD | 無料 | 各測定方法をわかりやすく解説します | ||
|
無料 | 各測定項目の説明や、高齢者の健康づくりを進める上での情報を、豊富に掲載しています | ||
|
1部50円 | 生活体力の記録と評価、改善のポイントなどが詰まっています。教材としてもご利用できます | ||
| 測定器具(レンタル) | 送料のみ実費 | 器具一式をレンタルします。送料がかかりますので、まずはお電話でご相談ください |
(財)明治安田厚生事業団 体力医学研究所
電話 042-691-1163
FAX 042-691-5559