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研究所レポート

第24回ヨーロッパスポーツ科学学会で発表

第24回ヨーロッパスポーツ科学学会にて、自発的な運動を促す環境がメンタルヘルスに及ぼす影響について、発表しました。
(左)会場の様子 (右)須藤研究員のポスター発表の様子

学会情報


学会名
第24回ヨーロッパスポーツ科学学会(24th Annual Congress of the European College of Sport Science(ECSS))

日程
2019年7月3日~6日

開催地
チェコ・プラハ

ポスター発表


須藤みず紀、安藤創一

Spontaneous locomotor activity reduces anxiety-like behavior in environmental enrichment.


運動が「身体によい」「健康増進を目指した経営を!」という言葉を近年、耳にする機会が増えました。しかし、自ら運動を実施することは想像以上に難しいのが現実です。生活活動のなかで自発的な運動を促す環境であれば、運動を継続することができるのでしょうか?また、運動は健康の”どのような面に“効果的なのでしょうか?

我々は、自発的な運動を促す環境(豊かな環境)において、ラットを長期間飼育し、身体活動量とメンタルヘルス(不安な感情を有するレベル)の変化を調べました。その結果、通常環境と比較して、豊かな環境における身体活動量は増加し、それに伴い不安な感情が改善されることを明らかにしました。

発表者からひとこと


楽しみながら身体を動かすことが重要!

本学会は、スポーツという言葉が入っておりますが、健康な生活のために必要な「運動」という観点からの発表も多数ありました。「運動」というかしこまったカテゴリではなく、まずは楽しみながら身体を動かしてみること。健康のためには、これが最も重要なポイントかもしれません。
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