公益財団法人 明治安田厚生事業団

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自治体レポート

健康づくり講演会(共助推進・埼玉県川越市)

埼玉県川越市で共助取組イベントの「共助コン」が開催され、運動機能測定会「健康寿命延伸には足腰の健康が大切 足腰の健康状態をチェックしよう!」を実施しました。

開催日:2018年1月13日    
会 場:ウエスタ川越
対 象:一般
人 数:60名

今回の測定会は、県内各地で活躍する共助の担い手がお互いに交流し、地域でつながる新たなきっかけの場を提供することを趣旨とした「企業との連携による共助推進事業」に協力して実施しました。おもに中高年の方が参加されました。

<片足立ち上がりテスト> 
床から40㎝の高さ(一般的な椅子の高さ)の箱に座り、片足で立ち上がれるかどうかを評価しました。5人に1人は立ち上がることができませんでした。しかしそのうちの多くの方は、アンケートで「運動習慣がある」と回答されていましたので、日頃の運動の強度や種目を見直す必要がありそうです。
<運動機能測定> 
立ち上がり動作に必要な筋力とバランス能力を評価しました。およそ3人に1人が「筋力低下傾向」と判定され、70歳以上の方に多くみられました。転倒の危険性も考えられるため、手すり等の安全対策をしながら、段差や階段を積極的に利用することが重要です。
<下肢筋力測定>
下肢筋力の最大値を測定しました。2人に1人が基準値よりも低い値でした。年代別では、70歳以上と40~50歳代で低い値の方が多くみられました。40~50歳代の方はアンケートで「運動習慣がない」と回答された方が多く、運動不足による筋力の低下が考えられます。職場で過ごす時間が多い方のために、企業の健康経営の取り組みが期待されます。

同じ運動でも強度や場所を変えて行ったり、時には違う運動を取り入れて、日頃使わない筋肉を動かすことも重要です。工夫して楽しむことで運動習慣の継続にもつながります。

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