
当研究所では、運動を活用して健康に関わる諸問題の解決を目指す中長期的な研究活動を「コアスタディー」と称し2006年に開始しました。現在、21世紀の健康課題として社会的関心が高まりつつある「メンタルヘルス」の問題に取り組んでおり、ストレスの軽減やうつの予防・改善を狙いとした身体活動・運動・スポーツの実施効果の検証を推進しています。これまで、運動トレーニングによって抑うつ感が軽減されることや運動の種類によって気分の変化が異なることなど興味深い結果を得ています。体力医学研究所はこれからも運動を活用したメンタルヘルスの維持改善を目指して公益に資するエビデンスを発信していきます。
当研究所では、社会貢献活動のひとつとして、今までに蓄積したノウハウを保健活動の現場に携わる人たちや、健康づくりを実践している諸団体に提供しています。
具体的には、自治体の開催する健康づくり講演会や、健康運動指導士養成講習会などに講師を派遣しています。また、地域の運動支援ボランティア活動を支援して、ネットワークづくりに必要なアドバイスをしたり、独自に開発した運動プログラムや指導手引書などを提供しています。また、高齢者の健康づくり支援活動の一環として、定期的に生活体力測定を実施する団体をサポートし、健康づくりのアドバイスや講演活動を実施しています。
当研究所は、平成元年から「高齢者の健康づくり」をテーマにプロジェクト研究を実施。成果として、高齢者の日常生活における自立能力の新指標「生活体力」測定法を開発し、普及に努めています。
「生活体力」に関しては、測定方法をまとめた「生活体力ビデオ」を無料配布のほか、生活体力測定会場での記録・評価に活用できる「生活体力測定ノート」を実費頒布(1冊50円)。また、生活体力測定器具の無料貸出もしています。
高齢者の健康づくり支援ハンドブックは、高齢者の健康づくりと健康なまちづくり事業の企画、実施、評価方法などをまとめたもので、生活体力の考え方と生活体力の測定方法についても掲載しています(無料配布)。
生活体力への質問、生活体力について不明点がありましたら、ご連絡ください。