公益財団法人 明治安田厚生事業団

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  • 公益財団法人 明治安田厚生事業団 03-3349-2741(代表)
  • 体力医学研究所 042-691-1163
  • ウェルネス開発室 03-3349-2741

平日9:00~17:00(年末年始、祝休日を除く)

明治安田厚生事業団について

ご挨拶

公益財団法人
明治安田厚生事業団
理事長
生井 俊夫

明治安田厚生事業団は1962年6月、「国民の健康増進と体位向上に寄与し、社会福祉に貢献すること」を趣旨とし、明治生命保険相互会社(現 明治安田生命保険相互会社)の創業80周年記念事業として設立されました。当初は予防医学および体力医学の研究を行う「体力医学研究所」と健康相談、身体機能検査および保健衛生に関する普及啓発を行う「健康相談所」の二部門で活動を開始しました。

設立50周年にあたる2012年8月には公益法人の認定を受けました。2012年当時、事業団では健康増進に寄与する研究と若手研究者への研究助成事業を行う「体力医学研究事業」、健康づくりプログラムの開発を担う「ウェルネス事業」、および予防医学的な調査研究を行う「健康調査事業」を展開していました。各事業は互いに連携して公益に資する健康増進活動を実施し、事業団の特徴を活かした質の高いエビデンスを獲得し、健康科学の分野で高い評価を得てまいりました。この体制は2017年に健康調査事業が事業団から分離するまで継続され、現在は体力医学研究事業とウェルネス事業が連携して、健康増進にかかわる研究・開発を推進しています。

私どもは身体のみならずこころの健康問題にも積極的に取り組んできました。加えて、座位行動の改善、地域・職域で実施可能な健康づくりプログラム開発など時代の先駆けとなる課題にも着目し活動を展開しています。研究助成事業においても、健康科学の知見を社会に根づかせる研究(実装型研究)を重視し、指定課題テーマを「健康増進のための実装研究」としました。

設立から60年が経過するなか、社会環境および健康問題は大きく変化し、国民の健康に対する関心は以前にも増して高まっています。このような状況下において健康科学の知見は、学術的な認知はもとより、社会経済活動に実装されることが求められています。そのためには産学の垣根を越えた連携が必要不可欠であり、事業団は進んでその役割を果たしていく所存です。

時代とともに深化拡大する健康課題を的確にとらえ、運動・身体活動を活用して課題解決に当たるとともに、社会や経済に便益をもたらすよう努力と工夫を重ねてまいります。今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申しあげます。

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