座っている時間を1時間減らして身体活動に充てると脂肪肝である可能性が2割減と試算-活動量の実測データに基づく世界初の知見-
人間ドックでは約3割の方が脂肪肝と判定されますが、このほとんどは食生活や不活動に起因する非アルコール性脂肪肝です。非アルコール性脂肪肝は、肝炎や肝硬変へと増悪する可能性があり、健康的な生活習慣により予防することが大切です。公益財団法人明治安田厚生事業団体力医学研究所(本部:東京都新宿区、理事長:中熊 一仁)が行う明治安田ライフスタイル研究(Meiji Yasuda Lifestyle Study:MYLSスタディ®※)では、1日の座っている時間(座位行動)と体を動かしている時間(身体活動)のバランスに着目し、非アルコール性脂肪肝との関連性を検討しました。