公益財団法人 明治安田厚生事業団

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  • 公益財団法人 明治安田厚生事業団 03-3349-2741(代表)
  • 体力医学研究所 042-691-1163
  • ウェルネス開発室 03-3349-2741

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明治安田ライフスタイル研究(MYLSスタディ)について

MYLSスタディとは?

MYLSスタディ®は、大規模で長期にわたる観察型の疫学研究です。運動や座りすぎを中心とした生活習慣が健康にあたえる影響の解明を目的としています。MYLSスタディの実施により、日本人の健康づくりの科学的根拠が得られると期待されます。明治安田新宿健診センターの協力のもと2013年にスタートし、現在も調査が続けられています。正式名称は、明治安田ライフスタイル研究(Meiji Yasuda LifeStyle study)です。MYLSスタディは2019年2月に商標登録されました。(登録第6120030号)

研究メンバー

代表 甲斐 裕子 公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 副所長/上席研究員
副代表 北濃 成樹 公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 研究員
藤井 悠也 公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 研究員
川上 諒子 公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 研究員
神藤 隆志 大阪教育大学 表現活動教育系 特任講師
角田 憲治 山口県立大学 社会福祉学部 准教授
アドバイザー 力石 啓史 公益財団法人 明治安田厚生事業団 事務局長 兼 体力医学研究所 所長
荒尾 孝 公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所 名誉所長

研究に関する受賞歴

  • 第25回日本運動疫学会学術総会 優秀演題賞(2023年)
  • 山口県立大学第21回桜圃学術三賞 桜圃研究賞(2019年)
  • 第18回川井記念賞(2017年)
  • 第45回日本総合健診医学会 若手奨励賞(2017年)
  • 第44回日本総合健診医学会 大会長奨励賞(2016年)
  • 第28回日本保健福祉学会 最優秀学会発表賞(2015年)
  • 第56回日本人間ドック学会 優秀口頭発表賞(2015年)
  • 第43回日本総合健診医学会 大会長奨励賞(2015年)
  • European and Swiss Congress of Internal Medicine 2014 Best Posters(2014年)

研究業績

  1. Fujii Y, Kitano N, Kai Y, Jindo T, Arao T. Changes in accelerometer-measured physical activity and sedentary behavior from before to after COVID-19 outbreak in workers. Journal of Epidemiology. 2024 May; 34(5): 247-253.
  2. Kitano N, Kai Y, Jindo T, Fujii Y, Tsunoda K, Arao T. Association of domain-specific physical activity and sedentary behavior with cardiometabolic health among office workers. Scandinavian Journal of Medicine & Science in Sports. 2022 Aug; 32(8): 1224-1235.
  3. Tsunoda K, Kitano N, Kai Y, Jindo T, Uchida K, Arao T. Dose-response relationships of accelerometer-measured sedentary behaviour and physical activity with non-alcoholic fatty liver disease. Alimentary Pharmacology & Therapeutics. 2021 Nov; 54(10): 1330-1339.
  4. Kitano N, Kai Y, Jindo T, Tsunoda K, Arao T. Compositional data analysis of 24-hour movement behaviors and mental health in workers. Preventive Medicine Reports. 2020 Sep; 20: 101213.
  5. Jindo T, Kai Y, Kitano N, Tsunoda K, Nagamatsu T, Arao T. Relationship of workplace exercise with work engagement and psychological distress in employees: a cross-sectional study from the MYLS study. Preventive Medicine Reports. 2020 Mar; 17: 101030.
  6. 北濃成樹, 角田憲治, 甲斐裕子, 神藤隆志, 内田 賢, 小野寺由美子, 朽木 勤, 永松俊哉. 勤労者における余暇身体活動の実践パターンの違いが1年後の主観的睡眠感に及ぼす影響. 体力研究. 2017 Apr; 115: 15-22.
  7. Tsunoda K, Kai Y, Kitano N, Uchida K, Kuchiki T, Nagamatsu T. Impact of physical activity on nonalcoholic steatohepatitis in people with nonalcoholic simple fatty liver: a prospective cohort study. Preventive Medicine. 2016 Jul; 88: 237-240.
  8. 甲斐裕子, 角田憲治, 永松俊哉, 朽木 勤, 内田 賢. 日本人勤労者における座位行動とメンタルヘルスの関連. 体力研究. 2016 Apr; 114:1-10.
  9. 角田憲治, 甲斐裕子, 北濃成樹, 内田 賢, 朽木 勤, 永松俊哉. 活動的な集団における余暇活動と主観的健康感の関連―集中型と分散型の実践で関連に違いがあるか?―. 体力研究. 2016 Apr; 114: 35-41.
  10. 中原(権藤)雄一, 角田憲治, 甲斐裕子, 朽木 勤, 内田 賢, 永松俊哉. 勤労者における介護の有無と精神的健康度, 身体活動量に関する検討. 厚生の指標. 2016 May; 63(5): 1-6.
  11. Tsunoda K, Kitano N, Kai Y, Uchida K, Kuchiki T, Okura T, Nagamatsu T. Prospective study of physical activity and sleep in middle-aged and older adults. American Journal of Preventive Medicine 2015 Jun; 48(6): 662-773.
  12. Tsunoda K, Kai Y, Kitano N, Uchida K, Kuchiki T, Okura T, Nagamatsu T. Domains of physical activity and self-reported health. Bulletin of the Physical fitness Research Institute. 2015 Apr; 113: 9-14.
  13. Tsunoda K, Kai Y, Uchida K, Kuchiki T, Nagamatsu T. Physical activity and risk of fatty liver in people with different levels of alcohol consumption: a prospective cohort study. BMJ Open. 2014 Aug; 4(8): e005824.
  14. 角田憲治, 甲斐裕子, 北濃成樹, 内田 賢, 朽木 勤, 大藏倫博, 永松俊哉. 身体活動が睡眠時間および睡眠の質に与える影響:縦断研究に基づく検討. 体力研究. 2014 Apr; 112: 8-17.
  15. 永松俊哉, 甲斐裕子, 朽木 勤, 内田 賢, 須山靖男. 勤労者におけるメンタルヘルス,睡眠,身体活動の相互関係. 体力研究. 2013 Apr; 111: 16-19.
  16. 甲斐裕子, 永松俊哉, 朽木 勤, 内田 賢, 須山靖男. 日本人女性勤労者におけるテレビ視聴時間とHbA1cの関連. 体力研究. 2013 Apr; 111: 20-23.

研究に関する情報公開について

明治安田厚生事業団では、明治安田ライフスタイル研究のさらなる質の向上を目指し、明治安田生命保険相互会社人事部および明治安田生命健康保険組合から当該研究に参加している職員のヘルスデータ(定期健診、問診票、レセプトなどの情報)を個人が特定できないよう匿名化したうえでご提供いただいております。データの利用目的や対象者は以下のとおりです。

通常、研究を実施する際には、研究参加者に対して文章や口頭で説明を行ない、研究協力に対する同意を取得します。しかし、参加者に対して侵襲・介入がないなどの一定の条件をみたす場合、国が定めた研究倫理指針(人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針)では、データを第三者提供する際に「必ずしも各研究参加者から、直接同意を取る必要はない」と定められています。本件は、こうした指針の手順を適切に踏まえたうえで、研究データを授受し、利用しております。

※詳細は文部科学省「人を対象とする生命科学・医学系研究に関する倫理指針」をご参照ください。

データ提供の対象者

2013年4月1日以降に一般財団法人 明治安田健康開発財団 明治安田新宿健診センターで健康診断や人間ドックを受診した明治安田生命保険相互会社の職員。

※職員の配偶者や家族はデータ提供の対象ではありません

データの利用目的・方法

座りすぎや運動不足などの生活習慣が心身の健康状態に及ぼす影響を明らかにすることを目指した「明治安田ライフスタイル研究」を推進するための研究データとして用います。

提供を受けるデータ

  • 健康診断の結果(例:体重、血圧、血糖値など)
  • 問診票の結果(例:生活習慣や既往歴など)
  • レセプトデータ

これらのデータは個人が特定できないよう匿名化したうえで研究に用います。

明治安田ライフスタイル研究に関するお問い合わせ先

公益財団法人 明治安田厚生事業団 体力医学研究所

明治安田ライフスタイル研究事務局

TEL:042-691-1163

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