研究所レポート
2025年7月11日
日本老年社会科学会 第67回大会で共催セミナーを開催しました
日本老年社会科学会は、老化や高齢化に関する問題を多角的に捉え、様々な学問分野からの研究成果を集約・発信することを目的とする学会です。日本老年社会科学会第67回大会で、体力医学研究所が企業共催セミナーを開催しました。
名称
日本老年社会科学会 第67回大会
日程
2025年6月28~29日
開催地
千葉県(幕張メッセ)
オンライン運動プログラムでつなぐ通いの場『SOFT』
-基礎研究から社会実装研究へ-
座長・企画:甲斐裕子(体力医学研究所 副所長/上席研究員)
演者:甲斐裕子(体力医学研究所 副所長/上席研究員)
「オンライン運動プログラムでつなぐ通いの場『SOFT』-基礎研究から社会実装研究へ-」
髙橋淳太(体力医学研究所 研究員)
「SOFTプロジェクトの紹介」
黒田 藍(八王子市健康医療部成人保健課 南大沢保健福祉センター 保健師)
「行政によるSOFTの活用例」
石川隆敏(グレーシアパーク八王子みなみ野管理組合法人 自治防災会 会長)
「グレーシアパーク八王子みなみ野 SOFT教室」
「通いの場」は介護予防事業として地域在住高齢者のフレイル予防や健康増進を目的に全国各地で展開されています。しかし従来の通いの場では「住民運営者の負担が大きい」「活動内容のマンネリ化」といった継続運営の課題がありました。そこで体力医学研究所のSOFTプロジェクトでは、新しい形の通いの場としてオンラインを活用した「Slow Online FiTness: SOFT」を開発し、全国の通いの場のアップデートを目指しています。今回のセミナーは、多くの方にSOFTプロジェクトを知っていただくことや意見交換を目的に開催しました。
冒頭に、甲斐副所長/上席研究員が体力医学研究所における研究活動と、SOFTプロジェクトを立ち上げた経緯などを紹介しました。また髙橋研究員はSOFTの詳細や研究の進捗状況について報告しました。

甲斐副所長、髙橋研究員による発表の様子
さらに八王子市健康医療部成人保健課 南大沢保健福祉センターの黒田氏、グレーシアパーク八王子みなみ野管理組合法人 自治防災会の石川氏にご登壇いただき、行政機関と住民団体の視点から、SOFTの意義や効果、課題についてご紹介いただきました。

SOFTの活用例を紹介した黒田氏、石川氏
発表後は会場からの質疑に応じ、活発な議論が行われました。

質疑応答の様子
大会情報
名称
日本老年社会科学会 第67回大会
日程
2025年6月28~29日
開催地
千葉県(幕張メッセ)
企業共催セミナー
タイトル
オンライン運動プログラムでつなぐ通いの場『SOFT』
-基礎研究から社会実装研究へ-
登壇者
座長・企画:甲斐裕子(体力医学研究所 副所長/上席研究員)
演者:甲斐裕子(体力医学研究所 副所長/上席研究員)
「オンライン運動プログラムでつなぐ通いの場『SOFT』-基礎研究から社会実装研究へ-」
髙橋淳太(体力医学研究所 研究員)
「SOFTプロジェクトの紹介」
黒田 藍(八王子市健康医療部成人保健課 南大沢保健福祉センター 保健師)
「行政によるSOFTの活用例」
石川隆敏(グレーシアパーク八王子みなみ野管理組合法人 自治防災会 会長)
「グレーシアパーク八王子みなみ野 SOFT教室」
開催趣旨
「通いの場」は介護予防事業として地域在住高齢者のフレイル予防や健康増進を目的に全国各地で展開されています。しかし従来の通いの場では「住民運営者の負担が大きい」「活動内容のマンネリ化」といった継続運営の課題がありました。そこで体力医学研究所のSOFTプロジェクトでは、新しい形の通いの場としてオンラインを活用した「Slow Online FiTness: SOFT」を開発し、全国の通いの場のアップデートを目指しています。今回のセミナーは、多くの方にSOFTプロジェクトを知っていただくことや意見交換を目的に開催しました。
発表の様子
冒頭に、甲斐副所長/上席研究員が体力医学研究所における研究活動と、SOFTプロジェクトを立ち上げた経緯などを紹介しました。また髙橋研究員はSOFTの詳細や研究の進捗状況について報告しました。
さらに八王子市健康医療部成人保健課 南大沢保健福祉センターの黒田氏、グレーシアパーク八王子みなみ野管理組合法人 自治防災会の石川氏にご登壇いただき、行政機関と住民団体の視点から、SOFTの意義や効果、課題についてご紹介いただきました。
発表後は会場からの質疑に応じ、活発な議論が行われました。