公益財団法人 明治安田厚生事業団

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プレスリリース

運動・スポーツは心も鍛えるのか?

概要


明治安田厚生事業団 体力医学研究所(所長 永松 俊哉)は、2017年度から日本体育大学と共同で、「青年期における運動・スポーツが心身やストレス対処力に与える影響」について調査・研究を行ないます。

調査は、約80名の明治安田生命Jリーグ「東京ヴェルディ」「大宮アルディージャ」等のJリーグユースチームに所属する選手を含む高校1年生男子約280名を対象に、「運動習慣がない場合」、「運動・スポーツを運動部で行なう場合」、「運動・スポーツをスポーツクラブで行なう場合」とで、心身の健康やストレス対処力に違いが生じるかを検証します。研究結果は、2018年春ごろに公表を予定しています。

背景


青年期は、心身の変化が大きく精神的な問題が生じやすい一方、様々な問題をうまく乗り越えるために必要な「ストレス対処力」を身につける重要な時期であるとされています。体力医学研究所は、生涯に通じる心の健康づくりの場として日本独自の仕組み「運動部活動」に注目し、2009年より「運動は心の健康づくりに役立つか」検討する調査を行ってきました。その結果、青年期に運動・スポーツを続けることで、「ストレス対処力」が高まる傾向があることがわかりました。しかし、「心の健康」への影響はまだわかっていません。

今回の調査を通して、運動・スポーツと「心の健康」の関連や、「ストレス対処力」を養う運動環境の特徴等が明らかになることが期待されます。

※青年期とは…青年期の年齢設定の目安としては、精神病理像の年齢変化をもとに精神科医である笠原嘉が提唱した、14歳から17歳までを青年期前期、17歳から22歳までを青年期後期とする区分が知られています。

「東京ヴェルディ」ユースチームの調査の様子(4月27日)

内容


調査対象


・Jリーグユースチーム約80名(Jリーグユースチームに所属する高校1年生)
・高校サッカー部員約100名(高校1年生の男子生徒)
・運動部活動やスポーツ活動を行わない生徒約100名(高校1年生の男子生徒)

調査項目


・質問紙(ストレス対処力、メンタルヘルス、睡眠・食事等の生活習慣、運動・スポーツ実践状況等)
・体組成(インピーダンス法による体組成計で測定)
・認知機能(実行機能やワーキングメモリー等)
・ストレス反応(唾液中のコルチゾール・IgAを測定)

調査実施期間


2017年4月から6月(2018年度に追跡調査を予定)

研究メンバー


日本体育大学 鈴川 一宏教授、酒本 勝太(博士後期課程大学院生)
明治安田厚生事業団 体力医学研究所 永松 俊哉所長、北濃 成樹研究員、神藤 隆志研究員
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