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研究所レポート

第28回日本健康教育学会で発表

甲斐主任研究員が、日本健康教育学会で「住民による運動の場づくりは「運動格差」を縮小するか?」というテーマで発表しました。日本健康教育学会は、日本の健康づくりに関わる研究者や実践者が一堂に会する学会です。
甲斐主任研究員の発表の様子

なお、甲斐主任研究員が本テーマで最優秀学会賞を受賞し、深井穫博学会長(深井保健科学研究所)から表彰を受けました。

学会情報


学会名
第28回日本健康教育学会

日程
2019年6月29日~30日

開催地
東京都

口頭発表


甲斐裕子、角田憲治、金森悟、荒井弘和、荒尾孝

住民による運動の場づくりは「運動格差」を縮小するか?

近年、健康格差が社会問題となっています。運動習慣などの生活習慣にも格差がありますが、それを縮小する方法は検討されていません。また、近年注目されるポピュレーションアプローチだと、健康で豊かな人はますます健康になり、リスクの高い社会的弱者が置き去りにされ、格差が広がる懸念も指摘されています。

そこで行政・住民・研究機関が連携したポピュレーションアプローチが、「運動格差」に及ぼす影響を明らかにするために、本研究を実施しました。

その結果、「運動の場」づくりは、格差を広げることなく、地域全体の高齢者の運動習慣者を増やすことが明らかになりました。 また、介入から5年後には運動格差を縮小させる可能性も示唆されました。

※ポピュレーションアプローチ:支援の対象者を一部の人に限定するのではなく、人口レベルでの行動変容を生み出すために、集団全体に働きかける手法。


発表者からひとこと


研究を支えてくださった皆さまに感謝

運動には多くの健康効果があります。しかし、どの自治体でも共通の悩みは「何をやっても同じ人しか来ない(=格差が広がる)」「継続的な支援は難しい(=効果が出ない)」等です。本研究成果は、その解決策のひとつになるかもしれません。
本研究は10年前にスタートしました。当初は「何をやりたいかわからない」と言われることもありました。今回、最優秀学会賞を受賞し、注目していただけたことを大変嬉しく思っています。長期間の研究を支えてくださった、行政や住民の方々をはじめ関係者の皆さまに心より御礼申しあげます。


受賞のプレスリリース記事はこちら
甲斐主任研究員についてはこちら
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