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研究所レポート

学会報告

北濃研究員が、日本総合健診医学会第46回大会で研究成果を発表しました。

1日30分の座位を30分の身体活動に置き換えると?

日程


2018年1月26日から27日

会場


愛知県産業労働センター(ウインクあいち)

概要


1日は24時間と決まっており、この枠を超えて運動したり、テレビを観たりすることはできません。つまり、「何か(例:運動)をする時」は、「別の何か(例:テレビ視聴)をしない」ことになります。従来の研究の多くは身体活動や座位行動のそれぞれがどの程度メタボ発症に影響を及ぼすかを検討しており、「座位行動を減らして、その代わりに体を動かすとどうなるか」という実生活に即した知見はまだまだ不足しています。

そこで、今回、健診・人間ドックに加速度計による客観的行動評価を融合した「MYライフ・ドック®」のモニター受診者約500名のデータを分析しました。

その結果、1日30分間の座位時間を30分の中高強度身体活動(息が弾んだり切れたりする活動)に置き換えると、腹囲が1.3 cm、中性脂肪が10.8 mg/dl、LDL-Cが4.0 mg/dl低い値を示し、HDL-Cが3.2 mg/dl高い値を示すと推定されました。一方で、座位から低強度身体活動(息が弾まない程度の軽い活動)への置き換えでは、こうした良好な関連は見られませんでした。そのため、腹囲の減少や脂質代謝異常の改善・予防には、座っている時間をちょこちょこ動くような軽い活動ではなく、ある程度強度の高いウォーキングや運動などに置き換えることが有効かもしれません。

北濃研究員の業績等はこちらをご覧ください
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