研究所レポート
2018年9月28日
「安全と健康」第69巻 第9号に掲載
「職場でできる『座りすぎ』を防ぐ工夫」に関する論文が掲載されました。
掲載誌情報
掲載誌
安全と健康
論文タイトル
職場でできる「座りすぎ」を防ぐ工夫
著者
甲斐裕子
概要
デスクワーカーの「座りすぎ」が新たな健康問題として注目されています。そこで本稿では、職場でできる座りすぎ対策について解説しました。座りすぎ対策は、運動不足対策とは違います。職場での座りすぎ対策には、座っている時間をできるだけ短くする方法(戦略1)と、座りすぎをブレイク(中断)する方法(戦略2)があります(詳細は下記参照)。いずれの戦略も社員が個人的に取り組むだけでは限界があるため、職場全体で取り組むことが必要です。
戦略1 座っている時間を短くする
①スタンディングミーティングの実施
②昇降式デスクの利用
③アクティブワークステーションの導入
戦略2 座りすぎをブレイクする
①コミュニケーション手段の変更
②アプリの活用
③オフィスレイアウトの変更
④ブレイクプログラムの実施