公益財団法人 明治安田厚生事業団

お問い合わせ

  • 公益財団法人 明治安田厚生事業団 03-3349-2741(代表)
  • 体力医学研究所 042-691-1163
  • ウェルネス開発室 03-3349-2741

平日9:00~17:00(年末年始、祝休日を除く)

健康づくりウォッチ

アクティブブレイクで脱・座りすぎ!

効果的な座りすぎ解消メソッドで、デスクワークの健康リスクを減らしましょう。

「座りっぱなし」のオフィスに10分間のアクティブブレイクを


オフィスワーカーの天敵「座りすぎ」。健康リスクを高めると分かっていても、仕事中に身体を動かすのは難しいですよね。そこで私たちの研究では、座りすぎ対策として「1日合計10分のアクティブブレイク(活動的な休憩)」を考案。実際の職場で取り入れてもらい、その効果を検証しました。

研究では、アクティブブレイクを導入したグループと、導入せずに従来の働き方を続けたグループを1年間観察しました。例えばある部署では、午前中に部署全体でラジオ体操を行い、午後には自席で立ち上がってストレッチをするブレイクを導入しました。重要なのは、ブレイクの実施は強制ではないことです。同僚からの声掛け、上司の積極的な参加、運動内容の見直しなどで長期的に継続できるように工夫しました。

効果は目標の2倍以上!座位時間が24分減少


アクティブブレイク導入から一年後の調査では、約9割の職員が継続していることがわかりました。また仕事中の座位時間がおよそ24分も減少しました。一方、従来の働き方を続けたグループでは変化が見られませんでした(図)。1日10分の変化を目指していましたが、倍以上の効果が得られたことになります。高い継続率の主な要因として、オフィスに活動的な風土が根付いたことや、個人のリテラシーが高まったことなどが影響していそうです。厚生労働省は健康づくりのために、今より10分多く身体を動かす「プラステン」を推奨しているので、十分に健康改善効果が期待できそうです。
アクティブブレイク導入後の座位行動・身体活動の変化

オフィスでの座りすぎ対策としてよく挙げられる昇降デスクやアプリと異なり、低コストで導入出来て、無理なく続く「アクティブブレイク」。あなたのオフィスでも始めてみませんか?

【出典】Kitanoら, Scandinavian Journal of Work, Environment & Health


※PDF版はこちら

著者
北濃 成樹 Kitano Naruki
公益財団法人 明治安田厚生事業団
体力医学研究所 副主任研究員

専門分野 スポーツ科学、睡眠医学、疫学
主な研究テーマ 身体活動や運動による睡眠改善と不眠予防、睡眠が心身の健康に及ぼす影響
ページの先頭へ戻る▲