公益財団法人 明治安田厚生事業団

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外出自粛下での身体活動・運動の実践とその効果 ③年代別の運動とその効果

高齢期


スローエアロビックで楽しく継続できる運動を!


運動が長続きする秘訣は、簡単で楽しくできること。ここでは、スローエアロビック®をご紹介します
 
 ※このプログラムは筑波大学征矢研究室、日本エアロビック連盟と共同で開発、効果検証を行っています。
 ※「スローエアロビック」は(公社)日本エアロビック連盟の登録商標です。


スローエアロビックってなに?


スローエアロビックは、ただ単に“スロー(ゆっくり)”なエアロビックということではありません。体力のない方にでも気楽に実践してもらえる、簡単な動きを反復して楽しむ低強度のエクササイズです。シンプルで簡単なため、動きを覚える煩わしさを感じず、安心して音楽に合わせて動けるように考えられています。


「気分」の向上が長続きのカギ?


健常な高齢者に、同じ低強度の自転車運動とスローエアロビックをそれぞれ10分間行ってもらい、運動の前後で気分と認知機能を測定しました。その結果、スローエアロビックを行った後は、自転車運動に比べて、活性度や快適度などの気分を高める効果があることがわかりました(図)。


また、認知機能は同じ程度向上しました。運動後に感じる楽しさや快適感は運動の継続につながることから、スローエアロビックで気分が快適になることで運動が長続きし、さらに認知機能にもよい影響があるとすればいいこと尽くめですね。

中年期


イキイキと活力に満ちた毎日を過ごすために運動は効果的。とはいえ、忙しく運動の時間を確保できないのもこの世代。座りすぎを見直したり、職場や自宅でわずか10分程度の運動を取り入れるだけでも健康効果は望めます!

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