概要

公益財団法人明治安田厚生事業団（本部：東京都新宿区、理事長：中熊 一仁）は、2022年3月、健康づくり情報誌『健康づくりウォッチ2021』を刊行し、全国の主な健康増進関連施設や団体、都内の公立図書館に配布しました。

明治安田厚生事業団は、1962年6月の設立以来、健康増進に関する研究や健康づくりプログラムの開発・普及を行ってきました。近年は、勤労者のストレス問題の解決や職場全体の健康度の向上を目指して、働き方改革のなかで注目されている「健康経営」のサポートにも取り組んでいます。2017年には、研究成果や健康づくりのプログラム開発・実施の過程で得られた知見をまとめ、『ワークスタイルのスポーツ化による健康経営』『健康づくりウォッチ』の2冊を刊行しました。爾来『健康づくりウォッチ2019』『健康づくりウォッチ2020』を刊行しています。

当事業団では、これらの冊子を企業や自治体における「健康経営」の推進や、「健康づくり｣の現場で活用していただきたいと考え、公益活動の一環として全国の主な健康増進関連施設や図書館、団体に配布しました。

『健康づくりウォッチ2021』　目次

この冊子では、「運動を無理なく楽しく続けるコツ」「コロナ禍で生活習慣を見直す」というテーマで特集を組み、さまざまな科学的エビデンスを紹介するとともに、新しい生活様式においても実現可能な健康づくりの方法を提案します。

『健康づくりウォッチ2021』　主な内容

体力医学研究所では、「豊かで活力のある長寿社会づくり」に貢献するために、健康にかかわる諸問題の解決を目指した研究を実施しています。この冊子では、身体活動による健康効果のメカニズム解明、健康経営に資する身体活動・座位行動の健康影響とその改善対策を目指す研究などを紹介し、その成果をわかりやすく解説しています。

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